当社は日亜化学工業(株)の国内唯一の正規代理店としてLEDの販売を行っております。本ページでは殺菌用途で活用が期待される日亜化学工業製深紫外LEDをご紹介させていただきます。
UV-C(100~280nm)による紫外殺菌の原理
細菌やウイルスは遺伝情報に基づく細胞分裂によって増殖することで、感染・発症へと至ります。この増殖に必要な遺伝情報を持つのがDNAやRNAとなります。
深紫外光を細菌などに照射すると細胞核内にあるDNA/RNAの構造を変化させ、「不活化」という細胞分裂機能を停止させることにより、増殖を防ぐことができます。 図1の通り、紫外線による殺菌効果のピークは約260nmで、照射する紫外光でも感受性の高い波長であるほど不活化の効果/効率が高くなります。
これに対して、265nm、280nm、300nmのUV-LEDを用いた最新の研究論文では265nmの波長が最も不活化効果が高いのですが、殺菌に必要な光線量とそれに必要な電力を考慮すると、280nmが最も優れているという研究結果が出ております。
▶▶▶ 業界最高クラスの深紫外線LED
NCSU434C量産開始
NCSU334C 特長
・ピーク波長280nm
・小型パッケージ
・世界最高クラスの高放射束(110mW)
・3.5×3.5×1.72mm
製 品 仕 様 ※IF=350mA Ta=25℃
ピーク波長 | nm | 280 |
放射束(typ.) | mW | 110 |
効率 | % | 5.4 |
順電圧(typ.) | V | 5.8 |
指向角 | deg. | 110° |
ジャンクション温度(max.) | ℃ | 110℃ |
NC4U334BR 特長
・ピーク波長280nm
・世界最高クラスの高放射束(200mW)
・高信頼性の気密パッケージ
・6.8×6.8×2.1mm
製 品 仕 様 ※IF=350mA Ta=25℃
ピーク波長 | nm | 280 |
放射束(typ.) | mW | 200 |
効率 | % | 2.5 |
順電圧(typ.) | V | 22.5 |
指向角 | deg. | 110° |
ジャンクション温度(max.) | ℃ | 110℃ |
NCSU434B 特長
・ピーク波長280nm
・小型パッケージ(62mW)
・3.5×3.5×1.72mm
製 品 仕 様 ※IF=350mA Ta=25℃
ピーク波長 | nm | 280 |
放射束(typ.) | mW | 62 |
効率 | % | 3.0 |
順電圧(typ.) | V | 5.7 |
指向角 | deg. | 110° |
ジャンクション温度(max.) | ℃ | 110℃ |
NCSU434A 特長
・ピーク波長280nm
・小型パッケージ
・3.5×3.5×1.72mm
製 品 仕 様 ※IF=100mA Ta=25℃
ピーク波長 | nm | 280 |
放射束(typ.) | mW | 17.5 |
効率 | % | 3.3 |
順電圧(typ.) | V | 5.3 |
指向角 | deg. | 110° |
ジャンクション温度(max.) | ℃ | 110℃ |
NCSU334B 特長
・ピーク波長280nm
・同波長域では世界最高レベルの発光効率と
高出力品
・高信頼性の気密パッケージ
・6.8×6.8×2.1mm
製 品 仕 様 ※IF=350mA時 Ta=25℃
ピーク波長 | nm | 280 |
放射束(typ.) | mW | 70 |
効率 | % | 3.6 |
順電圧(typ.) | V | 5.5 |
指向角 | deg. | 115° |
ジャンクション温度(max.) | ℃ | 110℃ |
NCSU434Cのさらに詳しい情報や
ご案内を資料にまとめております。
その他の深紫外製品の詳しい情報や
デモ機のご案内を資料にまとめております。